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令和6年1月22日 |
日本大学電子線利用研究施設はこのたび、令和5年度前期共同利用研究課題申請の受け付けを開始いたしました。本施設は、日本大学及び学外の研究者等による、電子線形加速器と各種放射光源の共同利用を推進するため、「日本大学量子科学研究所電子線利用研究施設に関する内規」に基づき、電子線形加速器から得られる電子ビーム及び、それを用いて発生する単色パルス放射光源である、可視から赤外の自由電子レーザー(FEL波長 1.5−6.5 µmとその2倍及び4倍高調波)、テラヘルツ光、及びパラメトリックX線(PXRエネルギー 5−47 keV)を利用した研究課題の申請を、6ヶ月ごとに受け付けております。 本年4月から新たに2年間にわたり本施設において実施を希望する研究課題、及びこの3月で研究期間が終了しさらに2年間の継続を希望する研究課題につきましては、それぞれ研究課題申請書の提出についてからダウンロードした申請書に必要事項をご記入の上、電子メールにて電子線利用研究施設事務室までお送りください。 申請書類提出の期限は2024年2月22日(月)とさせていただきます。申請いただいた課題につきましては、本施設運営委員会で採択の可否を決定します。 本施設運営委員会において実施が適切と認められ採択された課題については、その後2年間に渡り実験時間の割当を受けることが出来ます。採択された課題に関する実験時間の予約は、実施を希望する日の数ヶ月〜数週間前に別途「利用・実験時間の予約について」を参考に申請を行ってください。実験時間の割当は、装置の運転状況等、必要に応じて本施設担当者との間で調整させていただきます。また、実験実施に向けた準備、実験方法の検討、実験の補助など、可能な限り本施設のスタッフがサポートしますので、事前にぜひご相談ください。 なお、例外措置として、本施設運営委員会の採択に関わらず、施設管理責任者が認めた実験申込に対しては適宜実験時間を割り当てることが可能です。必要な場合には施設管理責任者にご相談ください。 ※ご注意:放射線管理区域内への立入 本研究施設の一部は放射線管理区域に指定されています。研究課題の実施におきまして、加速器の電子ビームを直接利用する実験や、テラヘルツ光及びパラメトリックX線を利用する実験は、放射線管理区域に立ち入り実施することになります。これらの利用実験を実施する方は、あらかじめ本施設の放射線障害防止教育訓練を受け、放射線業務従事者に登録されていなければ、実験室に立ち入ることができませんので、ご承知ください。放射線業務従事者登録の必要性の有無につきましては、本施設のスタッフまたは事務室にお問い合わせください。放射線業務従事者登録手続きにつきましては、「放射線管理区域、放射線業務従事手続きについて」をご覧ください。 また、上記内規の施行に伴い、原則として利用は有料となっております。使用料金につきましては「使用料金について」をご覧ください。上記以外の実験装置・解析装置等につきましては当面、従来通り課題採択に関わらず無料で利用できます。ご不明な点につきましては電子メール等で電子線利用研究施設事務室にお問い合せください。 |